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不動産エージェントってなに?

アメリカでは不動産エージェントと契約するのが一般的
  1. アメリカの場合、不動産会社が窓口ではなく、一人の不動産エージェントが
    メインの窓口になるってホント?個人にお願いして大丈夫?
  2. はい、大丈夫です。アメリカでは不動産エージェントを代理人にするのが一般的です。

不動産エージェントは、100%不動産取引のライセンスを所持

不動産仲介を取り扱う者は、必ず不動産取引のライセンスが必要になります。日本のように会社で何名以上いれば、無資格でも携わることができるシステムとは違い、国と州の両資格を持った不動産エージェントが、お客様の専属コンシェルジュとして、最初から最後までお手伝いをさせて頂くのが一般的です。


不動産エージェントは、不動産会社に所属

各々の不動産エージェントは、その特別な資格がない限り、一般の不動産仲介会社に所属し、代理店契約をしているのが原則となっています。すなわち、会社との雇用関係はなく、100%コミッション制。一人一人が独立した事業主であることが、日本と一番違うことです。


所属している仲介会社とは代理店契約(パートナーシップ)を定め、毎月決まった契約料を払いながら、会社のシステムやサポートなどを利用しながら、集客もエージェント自らの手で行っています。インターネットで検索をすると、エージェント個人のサイトが多く出てくるのはそのためですが、何かあったときのサポートは重要なので、エージェント+会社選びも大切です。


不動産エージェントサービスは、複数同時に利用するべき?

アメリカでは市場に流通している物件が、同じデータソースで共有されている
  1. でも不動産会社によって取り扱っている情報量が違うかも?同時に何人かに、問い合わせていた方がいいのでは?
  2. いいえ。ワシントン州では、市場に流通している物件が、同じデータソースで共有されているため、不動産エージェントは1人で十分です。
    エクスクルーシブ(専属)でお手伝いさせていただくことにより、エージェントからの各種サービスやコンサルティングを最大限に利用でき、常に最優先で待遇していただけるファーストクラスのサービスが得られます。

売り物件の場合、全ての情報が共有されているのが原則

ワシントン州ではMLS(Multiple Listing Service)という協会が各地域の不動産情報を一括管理しています。この協会には、不動産会社およびそれに従ずる有資格者(不動産エージェント)の加入は必須で、これらの年間費等で運営がまかなわれています。シアトル及びPuget Sound近郊はNorthwest Multiple Listing Service(NWMLS)の傘下に所属しています。


売却の際、不動産エージェントを介する場合はこのMLSシステムへの登録が義務付けられています。(賃貸・新築等の一部例外を除く。)複数のサイトで同じ物件情報が掲載されているのは、提供されている情報元が全て、このMLSデータから提供されているためです。


大元のMLS共有データには、会員である不動産エージェントがいつでもアクセスが可能なので、お客様へご提供する情報ソースは全てのエージェントにおいて同じです。しかし、情報の厳選力、サービスや交渉力には違いがあり、これらが不動産エージェントの判断材料になるのが一般的です。


本当に全ての情報が共有されてるの?

日本との一番の違いは、不動産の流通規制が厳しく管理されていることです。例えば、「囲いこみ物件」という行為をご存知ですか?お預かりした物件の情報公開を即時に行わず、まずは自社の顧客内で買い手がつくかどうかを試みます。最大の目的は手数料の二重取り(両手取り)。売主にとって売却の機会損失を被らせるようなこの行為(ポケットリスティング)は、アメリカでは法律で固く禁じられており、罰金若しくは度重なった場合、免許剥奪にまで及びます。アメリカではこういった厳しい流通規制のもと、不動産市場が日本と比べものにならないくらいに循環しており、安心して物件選びができるようになっています。


全米不動産協会の調べでは、2011年に89%の購入者、すなわち10人に約9人が、エージェントサービスを利用していることがわかりました。大きな買い物だからこそ、お客様の財産を守る確かなパートナーが求められている証です。物件情報を届けるだけにとどまらず、各種サービスや的確なアドバイスによりお客様からの信頼を得ています。また、日本との最大の違いは購入者側の仲介手数料が中古・新築に関わらずすべて無料! **勧誘や、その他の隠し手数料などは一切ありませんので安心してサービスをご利用なれます。*


* ワシントン州の場合。売主様が双方のエージェント手数料を負担しています。(通常3%+3%=6%~)



ABR / CRS

ABR ABR (Accredit Buyer Representative)
専属バイヤーエージェント資格 さらに詳しく>>
CRS CRS (Certified Residential Specialist)
不動産エージェントとしての最高称号 さらに詳しく>>

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