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お宅訪問

お客様の声

Mariko's Home Visit


マイホームを購入、売却された先輩方の体験談・生の声・素敵なオーナーライフなどをご紹介します。 これからマイホームのご購入、ご売却を考えていらっしゃる方、買い替えを考えていらっしゃる方、先輩達のアドバイスや経験をぜひ参考にしてみてください。 新しいホームオーナーを次々とご紹介しますので、どうぞお楽しみに。


Vol. 4

  • Danさん& Naomiさんご夫妻宅
  • ご近所さんと、とっても仲が良いんです。
  • 地区:Seattle
    築年:1931年 4 bed/2 bath
    2004年8月 【買替】

【今回のお宅訪問はシアトル初進出、しかも築73年という、シアトルならではの家を取材させていただきました。いつも仲睦ましい、自然食が大好きなDanさんとNaomiさんご夫妻です。】

  1. Mariko:一番最初にお会いしたときは確か、「不動産買い替えの秘訣」セミナーでしたね。あれから、早いもので約1年も経つんですね。
  2. Naomiさん:「売るのが先か?買うのが先か?」という新聞のフレーズに、まさに今自分が悩んでいることだ!と迷わず申し込みました。

  3. Danさん:そうだね、もう引越しをしたいのは決めていたので、後はどうやって手順を踏むか、また信頼できるエージェントに出会えるかが鍵だったね。まりこは何となくそういう気がしていてね。僕の奥さんも日本人だし、日本人だったら信頼できそうって(笑)。
  4. Mariko:そうでしたか~。とてもありがたいです。セミナーでも、日本語で話す私に、Danさんがどうしても理解したい!という表情をしていたので、急遽、英語と日本語でお話したのを思い出します。すごく真剣に質問もしていただいてうれしかったです。ところで引越しをしたいと思ったのはどうしてですか。
  5. Danさん:まず、全ての生活基準がシアトルにあることに気がついたんだ。僕の仕事先もクイーンアンでダウンタウンだし、友達もシアトルに多く、それからNaomiの仕事もUWになり、とにかくシアトルに行くことが多かった。以前住んでいたEdmondsからは通勤から何から、色々と不便を感じ始めたのがきっかけかな。
  6. Mariko:シアトルに越したらどんな家が欲しいとか、最初からイメージはありましたか。
  7. Danさん:僕は個人的に古い家が好きで特に1920-30年代だったらいいなぁと思ってた。後は絶対にうるさい道路の近くはNO! もちろん、予算は決まっていたし、立地を第一条件だったから難しいとは思っていたけど、ホント、良い家に出会えてよかった。
  8. Mariko:もうひとつ、すぐ近所の可愛い家と、この家とで悩んだのですが、結局、Danさんがレンガ造りの家が好きだったのと、それから近所が断然こちらがいいということでこちらへオファーをしたんですよね。今、思えばとても良い判断をされたかと思います。
  9. Danさん:君も何か話したら?(とNaomiさんに振るDanさん。)

  10. Naomiさん:だって、あなたが全部答えているから私は隣で聞いているだけで十分みたいだし(笑)。ま、とにかくご近所さんがよかったんです。そればかりは家を買うときにはわかりませんからね。とてもラッキーでした。

  11. Danさん:引越しして3軒くらいの近所の人がすぐに来てくれてね。すぐ次の朝にブルベリーパイを持ってきてくれた人や、真向かいのJayはパンプキンパイ、それから若いカップルがいるんだけど、彼らも手作りクッキーを頂いたし、今では互いにディナーを呼び合ったりして本当にラッキーさ。
  12. Mariko:わぁ、それはめずらしいです。古い街だからずっと住んでいる人が多いいのでしょうか。今の新興住宅街では挨拶くらいで返って味気ないのかもしれません。そういうことは買う前には中々選べませんので、私はとても憧れますね。

【毎晩、ジャグジーに浸かりながら日本語の勉強しました。】

  1. Mariko:ところで新しい家が決まったら、住んでいたEdmondsの物件を売り出す準備と、まぁ、忙しかったですね。Edmondsの家で思い出に残っていることはなんでしたか。
  2. Naomiさん:毎晩、ジャグジーに浸かりながら日本語の勉強をDanとしたこと!夜空に広がるお星様がすごく綺麗で、夏は広いバックヤードを眺めながら気持ちがよかったです。

  3. Danさん:形は箱型みたいであまり好きではなかったんだけど、あの家はあれで良い家だったなぁ。近所の人もよかったし。僕たちは近所の人にきっと恵まれているんだよ。
  4. Mariko:売りに出して6時間でオファーが来たときは驚きました。しかしながら、その後約1ヶ月もホールドさせられて結局キャンセル。マーケットに戻したときは既に季節が変わっていてタイミングをはずし、3ヶ月間音沙汰なし。本当に困りました 。
  5. Danさん:あれは誰のせいでもないよ。売りに出してすぐに来たオファー、フルプライスで文句なしだったし、あの時点でどんなBuyerかなんて探るのは不可能に近かった。単なるバットラックだったんだ。それだけのことさ。

  6. Naomiさん:一時はダブルで払うモーゲージに嫌気が差して賃貸に出そうかと思いましたが、Danが反対してね。

  7. Danさん:だって知らない人に貸して、いつ出て行くかわからないし、やれどこが壊れたとか、それ修繕に駆けつけるだなんて考えただけでまっぴらだった。僕はそれの方がリスクに感じたんだ。
  8. Mariko:でも最後の最後でいきなり同時に3つのオファーが来てびっくりしましたね。あんなに初回で問題視されたインスペクションも、あっさり問題なしでした。ほんと、売れてよかった!って。NaomiさんもDanさんもいつも辛抱強く私のことを聞いていただき、ほんと今でも感謝しています。

【念願だった木彫りのお教室が開けました。】

  1. Mariko:Naomiさんといえば、この木彫りですよね~。日本でも先生としてやっていらっしゃって、今では大学とかショップからもオファーが来たりと大忙しですが、やっとお教室ができるスペースが確保できましたね。
  2. Naomiさん:月に何回か生徒さんに集まってもらい楽しくやらせてもらってます。新しい家の地下はDaylightなのでとても明るく、木彫りという根詰めてやる作業にはピッタリです。

  3. Danさん:夏には彼女の作品があるショップで並べてもらえることになってね。今から大忙しさ。
  4. Mariko:しかし、ホント、すごく細かいですよね。彫るという作業はある意味で一発勝負みたいなところがありそうですし。私なんか、間違えすぎて穴があきそうです。やっぱり硬い平面のものをいかに柔らかく、存在感あるように魅せるというのが、木彫りの魅力でしょうか。
  5. Naomiさん:そんなに難しくないんですよ。お稽古に来ている生徒さんは皆簡単なものからとても楽しんでやっています。
  6. Mariko:お店に並んだら是非お知らせくださいね。楽しみにしています。

【1931年築だからこそ、メンテナンスフリーだよ。】

  1. Mariko:今回の取材できっと読んでいらっしゃる皆さんが気になるのが、築73年の家に住んでいて大変なことって何かが一番気になるところですが。
  2. Danさん:メンテンス?そうだなぁ、特にないなぁ。
  3. Mariko:え?そうなんですか??
  4. Danさん:だって買う前のインスペクションで、ほとんどお願いしたことは前のオーナーさんが直してくれたでしょう?それから前のオーナーさんが電気回線もUpdateしてあったし、屋根も変えたばかり、水道管も新しかった。僕の友達が設計士だけど見てもらったら構造上も問題ないみたいだったし、あの数年前、シアトルでの地震の被害も全く影響しなかったようだしなぁ。
  5. Mariko:(周りを見渡して)ふーん、そうですね。そういえばインスペクションでもパーフェクトと合格点をもらってましたよね。
  6. Danさん:それに今年の冬気がついたんだけど、レンガ造りの家は冬、暖かいんだ。ほとんど暖房はつけなかったくらい。4月以来、暖房は動いていないのでは?熱を外に逃がしにくいんだろうね。当然、夏は涼しくなるのだろうし。とにかく今のところ、何かメンテナンスに関しては心配していることなんて一切ないんだ。
  7. Mariko:私の家では確か4月でも寒くて暖炉の前に居座っていたときがありましたよ。そっかぁ、レンガ造りって普通より壁が厚そうですよね。やはり昔の造りはしっかりしているってことですね。
  8. Naomiさん:それに風通しもいいし、本当に暑ければ地下に避難しますしね(笑)。

【愛情がたっぷりの家を譲ってもらったから今もハッピーです。】

  1. Mariko:さて恒例ですがこの家の好きなところはなんでしょう?
  2. Danさん:たくさんあるね(笑)。まず、生活がしやすくなったこと。どこへ行くのも15分圏内、遠くて30分で時間も短縮、バスでも簡単に移動できるし、ガソリン代だってかなり節約になっている。それは僕たちにとってすごい価値があることだったんだ。それにプラス、ちょっと予算よりオーバーしたけど理想以上の物件に出会えてハッピーさ。この造りも僕の希望通りだったし、部屋全体の雰囲気、特に窓の木枠やこのフローリングの古さゆえの味わいはどんなリモデルをしても出ないよね。僕のテイストにぴったりさ。

  3. Naomiさん:お庭に季節季節の花がたくさん咲くんですよ。毎日のように摘んでキッチンやリビングに飾っています。それから、この間はイチゴが初めて出来たんです。たった一粒を今、留学生で滞在している学生さんと4人分に切って、皆で食べました!他にもアップル、チェリー、ラズベリーもお庭に植えてあって、前のオーナーさんには感謝しています。
  4. Mariko:都会でありながらそんなたくさんの自然の恵みがあるだなんて、やはり歴史ある家ならではですね。
  5. Danさん:それから地下もきっと、前のオーナーが最近リモデルしたんだろうね。僕が思うに、本当は前のオーナーはここに一生住むつもりで、愛情たっぷり手をかけていたのがわかるんだ。

【一般論でいつが買いどき、売りどきではなく、自分のタイミングと決断がすべてだと思う】

  1. Mariko:最後にこれから家を買う方にアドバイスをお願いします。
  2. Danさん:買う家に何を一番求めていて、何が絶対にだめか僕の場合は最初からクリアだった。とにかく大きな道路際は例え値段が安かろうと絶対にだめだったし、近所が良いことも優先だったかなぁ。それから、自分がそうしたいと思ったときが吉日。いつまで待った方がとか、季節によって難しいのでは?と考えるのではなくてね。それを考えるとキリがないから。 例えば今だったら、住宅が高くなってきているからもう少し様子を見ようというより、結局売るときも高く売れるわけだから、そんなに買うときの開きもないということだよね。そういう全体のバランスを考えると、きっといい家に出会えるよ。
  3. Mariko:そうですね、私もこの間のセミナーで、年中通してメリットとデメリットがあることをご説明しました。ご自分の状況にあわせて探すのが一番かもしれませんね。今日はありがとうございました。
  4. Naomiさん:また夕飯でも食べに来てくださいね。
  5. いつも物腰やわらかくお話してくれるDanさんとNaomiさん。インタビュー中、たまに見つめ合うのがとってもチャーミングなお二人。その暖かな雰囲気にわたしもついつい長居してしまうほどです。お二人ともすっかりシアトルのライフスタイルを満喫しているようで、週末は図書館で過ごすことも多いとか。「シアトルの図書館は日本語のセクションがすっごい多いんだよ。知ってた?」とDanさん。色々なお話を聞くと私もいつかシアトルに住もうかなぁ~と思ってしまいました。またNaomiさんの手料理、楽しみにしています。

Fair Housing / Equal Opportunity Law

Fair Housing Law

ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
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アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。

また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。

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