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Mariko's Home Visit


マイホームを購入、売却された先輩方の体験談・生の声・素敵なオーナーライフなどをご紹介します。 これからマイホームのご購入、ご売却を考えていらっしゃる方、買い替えを考えていらっしゃる方、先輩達のアドバイスや経験をぜひ参考にしてみてください。 新しいホームオーナーを次々とご紹介しますので、どうぞお楽しみに。


Vol. 20

  • Yoshidaさん(仮名)宅
  • 準備がとても大事と実感した買い替えでした。
  • 地区:Sammamish
    築年:2000年 4 bed/2.5 bath 一軒家
    時期:2006年4月【買換】

【プロに聞いて初めて踏み切れました。】

  1. まず、今回のご売却のきっかけは?
  2. ご主人:子供が3人いてそろそろ自分の部屋を与えてあげたかったのですが、もう少しゆっくり、夏くらいまでには・・なんて構えていたのです。

  3. 奥様:実際に買い替えのイメージなんて浮かばなかったですし、とにかく何をしたらいいのかわからなくて。なので、思い切ってこういうことはプロに聞くのが一番!と思ったのです。
  4. そうやって踏み切るまで、あっという間にタイミングを逃してしまう方もいる中、思い切った選択でしたね。
  5. ご主人:いえいえ、本当はその前の年から「今年こそは買い替え!」と考えていたのです。しかし、周りの高騰振りにちょっと危機感さえ感じていました。頭では考えていてもやはりプロの手助けが必要になるものだと。特にローンのことも含め、お金のやり取りを実際にどうしたらいいのか、一番不安でした。

  6. 奥様:でも心配していたわりには、買うときにいきなりの予算オーバーでした(笑)。

  7. ご主人:しかも見て2軒目で決めたんだよね。
  8. 最初のご予算とは違うと思ったので、この家が売りに出てきたのは存じ上げていたのですが、ご案内していなかったのです。でも奥様の方から見たいとご連絡をいただき、思わず「いいんですか?」って聞きましたね。絶対に見たら欲しくなりますよ、と。
  9. 奥様:予算内ではどれもピンとしたものがなくて。このコミュニティには友人も住んでいてよく知っているところでした。で、見に行ったらやっぱり欲しくなってしまって・・・!

  10. ご主人:でもいきなり5つのオファーが殺到して驚きました。実はそのオファーの中には娘の友人のご家族のも入っていて、しかもアリゾナから、なんと物件を見ないでオファーを書いたと聞いて、いかに人気物件であるかがわかりました。

【マルチプルオファー取得の秘訣】

  1. もともと予算オーバーだったのもあり、あまりアグレッシブに出られないとあって、とにかく目立つオファーを書こうと心がけました。どうしてBuyerがこの物件を欲しいのか、あれやこれやと短時間でストーリーを書き上げ、手紙に認めました。価格帯は今となってはフルプライスで買えないのはわかっていたので、予め少し多めに書きましたが、感触としてホント、ギリギリ通るかなぁ、最終に残るかなぁというところだったので、正直、うちのオファーがトップ2に残っていると連絡が入ったときは驚きました。
  2. 奥様:私もまりこさんからそのように言われていたので、私たちのオファーが最終まで残ったと聞いたときは、気持ちの準備が出来ていなくて・・・。買いたいってオファーを書いたのに(笑)。
  3. でも更に先方が値段を吊り上げてきたので、あぁ、これはだめだと思ったんです。うちもギリギリなんだから・・って。しかも今すぐに返事をくれればサインをすると言われ、こちらとしては毎度のことですが、お客様にとっては本当に究極な判断のしどころ。10分やそこらで数千ドルや数万ドルの決断をしなくてはいけないのですから、どんなにクレイジーな世界かを理解していただくのにいつも躊躇してしまいます。
  4. ご主人:でも夏になったらもっと上がってしまうだろうと思ったので、その数千ドルの先行投資は致し方ないかなと、勝負に出ました(笑)。
  5. いつも何かご相談するとき、ご主人がいつも冗談で「勝負!」とおっしゃるのですが、あんな殺気の中、おっしゃっていただいたんですよね、「勝負!」って。冗談を言える心境ではなかったはずなのに、あの「勝負!」には色々な意味で背中をぽんっと押されました。よし!絶対に取って見せるって。それから、思わず感謝の気持ちを込めて「この足が出た分、ご自宅を高く売らせていただきます!」と根拠のない約束をしてしまいました(笑)。
  6. ご主人:ここで躊躇したら、また去年のようにタイミングをはずしてしまうと思ったんですよ。周りが同じように動いている中、例えば今後1%でも市場が動けば、自分の家の1%と、この新しい家の1%を比べた場合、当然、値段の高い家の方が動きが大幅に変わるわけで、それを考えたらそんなにリスクはないかなと。
  7. あんなに時間が押し迫っている中、そこまで正確な判断をされていたとは脱帽です。

【たまたま結果的にいい財産の移行になりました。】

  1. 今回のオファーのポイントはなんといっても引き渡し日でしたね。通常は1ヶ月のところを1ヶ月半も先延ばしにでき、その間、売るほうのご自宅は価格が上昇、ゆっくり売却の準備が出来たので、先方の都合がこちらにとっても好都合でした。やっぱりご縁だったんでしょうね。
  2. 奥様:決まった後、目まぐるしく忙しくなりましたが、その忙しさもゴールがあるので、はかどりました(笑)。でも5日間、オファーが来なかったときは少し心配になりました。
  3. 私にとっても長い5日間でした。いつも向かいの数ヶ月前に売れた金額と比較されてしまい、何とかならぬものかと思っていたら、同じコミュニティで契約中だった、違うユニットが高額で売却され、それから流れが変わりましたね。今思えば、5日間待っていてよかったのだと思います。もう、吉田さんの場合は色々な奇跡が重なって、単にご縁などのめぐり合わせではないような気がしていました。
  4. ご主人:買い替えの準備が頭の中でちゃんとわかっていましたし、ローンの件もしっかり問題なくクリアになっていたので何も心配せず、タイミングよくいい財産の移行になったのだと思います。

【生活空間を充実させることが大事でした。】

  1. さて、恒例の質問ですがこの家の気に入っているところを教えて下さい。
  2. 奥様:とにかく生活空間が充実したことです。広さも違いますが、気持ちにゆとりも出来ました。子供たちの部屋もありますし、最近はお友達を頻繁に連れてくるようになりました。お庭のサイズもちょうどよく、何を取っても”ちょうどよく心地良い”空間です。

  3. ご主人:以前のタウンハウスから一軒家になって色々と気遣いをしなくては、と落ち葉が落ちるたびに掃除をしてしまったり・・・。ご近所の人もいい人が多いのですが、私たちが引っ越してきた後も、同じ近所で4-5軒売りに出たりと、かなりの入れ替わりがありました。コミュニティが周っている、という意味で改めていい投資にもなったことを実感しました。
  4. 一番好きな場所はどこですか。
  5. 奥様:どこだと思います(笑)?実はマスターベッドルームなんです。こんなに広い家に越してきたのにも関わらず、私たちの主寝室が一番広いので、皆でテレビなどを見ながら寝転がっていると、一緒に寝てしまったり・・。もちろん、各自寝袋持参です(笑)。
  6. え~(笑)!でも、とてもほのぼのとした空間が想像できますね。そういった空間も素敵だと思います。

【思ったよりハードルが低かったです。】

  1. それではこれから不動産の売買をされる方にアドバイスをお願いします。
  2. ご主人:日本人は特に家は一生物と背負い込んでしまうところがあります。確かにその通りなのですが、自分たちも最初は、家を買う、ましてや買い換えるなんてハードルが高すぎて・・・とチャンスを伺っていました。でも、実際にやってみると、案外そのハードルが低いことがわかりました。それはちゃんとしたアドバイスや知識があったから出来たことです。なので、きちんとした専門家に相談すれば、それほど大変なことではないですよ。

  3. 奥様:賃貸ですとあまり物件を大事にしようと思わなかったのですが、ローンを払っているとやはり自分に将来、省みることもあるので、財産として物を大事にしようと思います。それから、絶対にやってみないとわからないことが多かったので、迷っているのなら実行したほうが吉ですね。目的があるのですから、絶対に達成できるはずです。
  4. なるほど!やはり経験をされているから、私が普段、お客様へ話すよりずっと説得力がありますね(笑)。とても心強いアドバイス、ありがとうございました。


    いつもお伺いすると、思わず話が弾んでしまい、長居をしてしまう、とても暖かな吉田家の皆さんですが、そんな暖かさが、越して来て半年足らずなのに、家の隅々まで既に浸透しているのが感じられました。ワンちゃんも以前の住処だったガレージから、広いお庭へステップアップ、幸せそうに日向ぼっこをしていました。ご主人がいつもおっしゃる「勝負!」とういのは、窮地に立たせるといつも頭の中で鼓動してきます。色々な経験をさせていただいた今回の買い替えでしたが、私も感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。これからも末永くお幸せにお過ごしくださいね。

Fair Housing / Equal Opportunity Law

Fair Housing Law

ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
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アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。

また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。

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