FAQ よくあるご質問
Q02.最近の賃貸事情を教えてください
A.
最近、更新時のトラブルをよく聞くようになりました。そのほとんどの原因が貸主による賃料の急騰です。シアトル周辺で今年の夏辺りから起きた現象で、一律10-20%、ひどいところになると元の家賃から30%もの上乗せを要求してくることもありました。
こんな急騰は違法なのではないか?と問い合わせをいただきましたが、残念ながら現在契約されている内容は先の更新時の保障をされていないものがほとんどですので、契約が終わった時点で新しく内容が変わってしまうのは仕方ないことです。
これはシアトル周辺に起きた急激な人口の増加、また不動産高騰も影響もあり、賃貸の需要が大幅に増えたのが主な要因です。
参考までに現在の賃料を例にしますと、以下の通りです。
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Bellevueなどを含むイーストサイド人気エリア付近
1 bedroom>> $1,000~$1,300
2 bedroom>> $1300~$1500
3 bedroom $1600~$2100
Seattle付近
1 bedroom>> $1,100~$1,400
2 bedroom>> $1400~$1700
3 bedroom $1800~$2200
ちなみにダウンタウンなど中心地になりますと、これらに200-300ドル上乗せになります。これは他の西海岸主要都市、LAやサンフランシスコなどのベイエリアと肩を並べてたことになります。
これからもこの勢いは劣ることは難しく、しばらく続きそうです。
インターネットでは一番安い金額が載っていますが、実際の空き部屋は滅多にその賃料では借りられないのが現状ですので、必ず直接現地へ問い合わせをしてから出向いたほうが賢明でしょう。
また、長期契約が一番いいレートをくれますので、長く住むつもりであればそういった契約を結ぶことをお薦めします。ただし、契約中にやむを得ず突然引越しをしなくてはならない場合、キャンセル料がかかってしまうため、契約時によくチェックしましょう。通常は1ヶ月前の告知でそ賃料の1-2ヶ月のペナルティを取られるところが多いのですが、場合によっては、サブリースといって、残りの月を他の人に又貸しすることも可能な物件もあります。またはルームメートとして登録、その人が残りのリースを穴埋めをしてくれる場合もありますので、契約時にはそういったことが可能かも確認してください。
若しくは一番短いリース期間を組み、その後はMonth to Monthといって一ヶ月単位での更新も可能です。それこそ10-20%上がるかと思いますが、ペナルティを払うよりかはお得な場合もあるので、その旨も確認したほうがいいでしょう。ちなみにシアトル周辺では一番短い期間で最低6ヶ月からとなっています。(2007年9月現在)季節によってはこの最低期間が変更になる事もあります。特に今の時期から6ヶ月となると、家主にとっては一番きつい冬の時期になるため、テナントが見つかりづらいという理由から、8ヶ月リースが最低期間とオファーしてくるところもありますので、この最低リース期間も常に確認が必要です。
ますます住みにくくなるシアトル周辺ですが、安い物件を見つける穴場としては、バス便が気にならないところや、中心地より車で5分も離れれば安くなったり、また昔から賃貸として個人オーナー貸し出しているコンドミニアムなどは、あまりご時世に関係なく長く住んでくれるのなら・・・と融通が利く場合もありますので、時間に余裕を持って、根気よく探す事が大事になってきます。《2007年9月》
Fair Housing / Equal Opportunity Law
ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
当社は囲い込み物件(ポケットリスティング)は取り扱っておりません。
アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。
また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。