FAQ よくあるご質問
Q01.一軒家の売却を検討中ですが、高く売るための秘訣はありますか?
A. 「家を高く売りたい=どのくらいリモデルをしたらいいのか」。売却時に一番多くいただくご質問です。しかし、実は市場価値といかにバランスが取れているかが鍵であり、必ずしもリモデルがすべてではありません。
まず、売買時に重視される
- 売買価格(Price)
- 売却時期(Term)
- 物件の状態(Condition of the Property)
- 場所(Location)
のバランスをチェックしてみましょう。
買う側の立場から考えれば、これらのバランスが最も優れている物件が魅力的と言えます。売る側は4.場所(Location)以外はすべてコントロールすることが可能です。これをいかに魅力的に演出するか、それが高く売るための秘訣へとつながります。
では、実際どのような準備が必要でしょうか。
まず、第一に3.の「物件の状態」。
これは、主にメンテナンスを示しており、例えば屋根、外壁、床下回り、設備器具をチェックします。家の中がきれいでも、建物の状態が悪いと判断されれば、かえってマイナスに。これらの修繕だけで予算を使い切ってしまっても実は十分なのです。 さらに余裕のある方はリモデルへ。過剰な投資は回収率が下がり、価格に影響することもあるので、まず周りの平均市場価値を算出、ご自宅と似た条件の物件が、最高どのくらいまで売却できるかを仮算出します。そして、リモデルしない場合の底値と比較、その差額を実際の費用として投資するのが理想的です。
売却時におけるリモデルのコツは、目で見てわかるものから始めます。例えばペンキの塗り替え、カーペットの張り替え、窓周り、庭の整備など。余裕があればキッチン、バスルームなどもリモデルします。
その際、予算の都合で貧相になってしまってはかえって逆効果ですので、最近の流行を押さえるだけでもOKです。
最後に、先に述べた2.の「物件に合った売却時期」を考慮します。
例えば地下室がある家は、夏は涼しいと好評ですが、冬は寒いという印象もあるので暖かい演出が必要だったり、また春には庭に満開の桜が咲くなどもプラス効果。仕上げとして、インテリアコーディネイトや写真撮影などで買い手を惹きつける演出を施し、価格を相場の最高値まで引き上げます。
まず「この家を買ってください!」という気持ちが買い手にどれだけ伝わるかが勝負。
ご自分が買われた時の気持ちを思い出してがんばってください。《2006年8月》
Fair Housing / Equal Opportunity Law
ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
当社は囲い込み物件(ポケットリスティング)は取り扱っておりません。
アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。
また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。