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お宅訪問
Mariko's Home Visit
マイホームを購入、売却された先輩方の体験談・生の声・素敵なオーナーライフなどをご紹介します。 これからマイホームのご購入、ご売却を考えていらっしゃる方、買い替えを考えていらっしゃる方、先輩達のアドバイスや経験をぜひ参考にしてみてください。 新しいホームオーナーを次々とご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
Vol. 10
- Onodera さん宅
- ロサンゼルスから思い切って引越してきました。
- 地区:Bellevue
築年:1998年 2 bed/2.5 bath タウンハウス
購入:2005年4月 【初購入】
【郊外って便利でびっくりしました。】
- Mariko:Bellevueは住んでみてどうですか。
- 奥様:こちらへ来て初めて気がついたのですが、私たちが住んでいたシアトルは家族向きのエリアではなかったんですね。イーストサイドは郊外=田舎=何にもない?のではと思っていましたが、とんでもない!生活に必要なもの、学校、スーパー、病院など何でもすぐそばに揃っていて、ぐっと生活がしやすくなりました。またBellevueというと、高級住宅街というイメージばかりがありましたが、庶民的なところも多く、周りに住んでいる人もいい人ばかりで安心です。
- ご主人:私たちはロサンゼルスからずっと都心に住んでいたので、それが一番便利だと思い込んでいました。今思えば、向こうでも思い切って郊外に行っておけばよかったって。そうしたらシアトルには来なかったんでしょうけれど、これもご縁ですかね。
- Mariko:お宅の気に入っているところを教えて下さい。
- 奥様:高台に立っていてViewもあり、いつも部屋の中は明るいですね。それからキッチンスペースが広いので、ここに小さな机を置いて書斎代わりにコンピュータがあります。娘が日本の家族とビデオチャットするときにも便利ですよ。
それからガレージ2台は条件だったのでこれも助かっています。ここはゲストパーキングも充実していてお客さんが来たときも目の前にいつも止められます。お庭もちょうどいい大きさで、娘が夏にプールをしても充分な広さ。しかも管理会社が定期的にメンテナンスをしてくださるので楽ですね。 - Mariko:このコミュニティの目玉は何と言っても、管理費の安さですよね。
- ご主人:そうなんです。今どきで140ドル弱。だからといって管理体制が怠慢しているとかそういうことでもないんですよ。これには上下水道とお庭と建物の定期的なメンテナンス、その他保険も含まれていますから、すごいお徳です。ゴミ代は入っていませんが、3ヶ月で40ドルちょっと。それを加算しても160ドル行きませんから、助かってます。
- Mariko:大体その辺りの平均管理費が200-250ドル前後です。管理費は毎年上がっていくものなので、スタートが低いほど楽ですよね。
【Happyになれる空間と、ひらめきを大事にしました。】
- Mariko:さて、この家の決め手を覚えていらっしゃいますか。
- 奥様:探した期間がわりと短く、すぐに決まったような気がします。最初は何もわからなかったので、三井さんには何度も足を運んでいただき、まず住みたい場所を特定しました。それから、その周辺に住んでいる人の意見、それからやっぱり、プロの方の意見も参考にしました。
- Mariko:でも私がお薦めする物件は、確か小野寺さんにとって、その年の方位があまりよくなかったんですよね・・。
- 奥様:そうだったんです(笑)。でも、なぜかこのコミュニティにはご縁があって、また三井さんが何度か連れてきていただき、都度全く悪い印象はなかったんです。で、どうしようってすごく悩みました。物件やその他条件が整っているのに、方位だけが!って・・。
でも、知人に相談したらそのときのひらめきや、自分がHappyになれる空間だと感じたら、それが一番だよと言われて、ようやく信じることにしたんです。 - Mariko:私も方位がだめだってわかっていながら、どうしてもお薦めせずにはいられず、申し訳ないかなぁと思いつつも・・。でも結局、神社に頼んで方位除けをしましたね。シアトルにいながら、あれは良い体験でした。
- 奥様:そうでしたね。私も方位除けをして気持ちに区切りがついた気がします。よし、幸せにここで暮らしていこうって。でも三井さんが決してプッシュするわけでもなく、考える時間をくださったんですよ。それから、既に買われていた、ご近所のMさんとお友達になれて、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいているのも本当にラッキーでした。
- Mariko:そういっていただけるだけで、今はとてもうれしい限りです。既に4組のお客様がこの同じコミュニティに住んでいらっしゃいますので、まだまだご紹介できますよ(笑)。
【買い物が大きいのでマヒにご注意!】
- Mariko:それでは恒例の最後の質問ですが、これから買われる方に何かアドバイスをお願いします。
- 奥様:どうしても最初の描いていた家と、現実の世界をすり合わせていくときにズレが生じます。だからといって、予算を都度変えていくというのも、後で考えると大変なことになります。大きな買い物なので、多少のオーバーが気にならなくなりますが、やはり住んでからのことも、買う前にきちんと把握しておくと、本当に良い物件にめぐり合えたときに迷わず買えるのだと思います。
- Mariko:そうですね。異常な市場なだけにそういう冷静な視点もこれからは大事になってきますね。良いアドバイスをありがとうございました。
最近、他州から引っ越される方が多い中、小野寺さんのような希望と不安を抱えながらの物件探しは、さぞかし冒険だったように思えます。土地勘もない、相場もわからない中、いつも熱心に質問や、不安ごとをぶつけていただけたことが、私にとっては返ってよかったのかもしれません。「唯一、三井さんだけが頼りでした。」とおっしゃっていただきましたが、うれしいと同時に、そういった期待や不安も、任されているんだなぁと、改めて肝に銘じました。2歳ちょっとになる娘さんが、インタビュー中、終始お部屋の中を駆け巡っていました。これからも、お子さんの思い出に残るような、楽しい家にしてくださいね。応援しています。
Fair Housing / Equal Opportunity Law
ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
当社は囲い込み物件(ポケットリスティング)は取り扱っておりません。
アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。
また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。