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お宅訪問
Mariko's Home Visit
マイホームを購入、売却された先輩方の体験談・生の声・素敵なオーナーライフなどをご紹介します。 これからマイホームのご購入、ご売却を考えていらっしゃる方、買い替えを考えていらっしゃる方、先輩達のアドバイスや経験をぜひ参考にしてみてください。 新しいホームオーナーを次々とご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
Vol. 18
- Tさん & Mさんご夫妻(仮名)宅
- 思い切って住み慣れたところから引っ越しました。
- 地区:Everett
築年:1995年 3 bed/2.5 bath タウンハウス
時期:2006年6月 【初購入】
【気に入っていたアパートに 5年間も住んでいました。】
- まず、ご購入のきっかけは?
- 奥様:ずっと主人が住んでいたアパートへ結婚を機に一緒に住み始めましたが、1ベッドだったため、何かと手狭でした。学校に行くことにもなり、夜中に勉強などしていると夫を起こしてしまったり・・。
- ご主人:僕はもうそこに5年も住んでいて、家賃も当時にしては格安でしたのですっかり居心地がよくて。それで、この近所なら引越ししてもいいかなぁと考え始めたんです。
- 確か初めてお会いしたときはセミナーでした。
- 奥様:当時は色々なセミナーに参加してました。それでMarikoさんのセミナーに出席させていただき「やっぱり買おう!」と思ったのです。
- 今でも覚えています。セミナーが終わったら突然皆さんの前で「(購入のお手伝いを)よろしくお願いします!」っておっしゃっていただけて、驚いたのと同時にとてもうれしかったです。
- 奥様:でもその後、すぐに私が日本へ一時帰国してしまって、その間にすっかりマーケットが動いてしまいました。日本からヤキモキしながらインターネットを見てましたよ。それで3月末に戻ってきてからすぐに動き始めました。
- ご主人:最初は二人とも意見が合わなくて苦労しました(笑)。男性の許容範囲と、女性の範囲の違いを思い知りましたね。もっと女性の意見を尊重しないと!
【もっとあるかも? 見つからないのかも? と不安でした。】
- 奥様:でも何軒見ても、これ!というのが出てこなくて。市場はどんどん動いていくし、値段も上がっていく中、期待と落胆が都度交差して、幾度か不安になったこともありました。
- ご主人:アパートの方は融通が利いたので焦ってはいなかったのですが、見ているうちにいい面でも悪い面でも、自分たちの要求が変わり、整理するのが大変でしたね。
- お二人にとって譲れないところはどんなところでしたか。
- 奥様:子供はまだいませんが、学区がいいところは不動産価値が安定していると伺ったので、それからキッチンにガスレンジがあったら、とか・・。でも一番大事だったのはフィーリングです。あ、この家だ、みたいなのが中々なかった。
- ご主人:僕は2台ガレージは譲れなかったです。それから会社への通勤が近いところ。エリア的には会社のあるEverettをはじめ、Edmonds, Bothell, Mill Creek辺りまで探しました。治安のよさも重要でしたので。
- 奥様:犬の散歩をしているおばあちゃんを見たりすると安心したり(笑)。
【何度もすれ違った家。でも縁を感じました。】
- 今の家とはとても不思議なご縁でしたよね。
- 奥様:そうなんです。私が日本にいるときに一度インターネットで見ていて、あぁ、素敵だなぁと思っていたらやっぱりすぐ売れちゃって・・。
- それで私のほうからたまたま、Back on the marketといって他のBuyerさんが買えなくなって戻ってきたところをご紹介しました。2月に売れていたのに最初のBuyerさんが買えなくなるとわかるまで、3ヶ月くらい掛かっていましたね。通常は 1ヶ月で引渡しなので、それもめずらしいことですが。
- 奥様:そうなんです。大分前のことだと思っていたので、同じ物件だとは最初は気がつかなかったのです。でも、あのときに日本で見た物件だったんですね。ペンキもリビングの赤から淡い黄色に塗り替えていて、実際に観に行ったときは家具も何もなくなって、空っぽだったので同じ物件だとは思いませんでした。
- でも結局、決めかねたのですよね?
- 奥様:主人の職場には近かったのですが、学校には遠いし、当時は他にも比較していた物件があったので。
- ご主人:ほとんど、その比較していた方の物件に決めかけていたよね。
- 奥様:それでMarikoさんに「もう一度、向こうの方もお連れしましょうか。」と言われたのがきっかけです。それで「あ、これだ!」と吹っ切れました。あれで見ていなかったら、この物件とはご縁がなかったと今でも思います。
- そうですね、値段も場所も全く違う物件だったのですが、私も何となくこちらの方が気になったんですよ。お二人にはこちらの方がいいかなぁと。でももちろん、お二人に決めて欲しかったので私が無理にお連れ下かもしれませんね(笑)。
- 奥様:でも同時に他のオファーも来てしまって、しかも相手はCash Buyerだったので、なるべく他の条件を良くしたら、私たちのオファーを取ってくれました。何かの縁を感じました。
【庭できゅうりも植えてみたいです。】
- 今の家で気に入っているところは?
- ご主人:とにかく会社まで近いことです。2マイル。自転車でもOK。車でDoor to Doorで5分です。それからこの庭でしょうか。越してきてから芝生を植えて自分で色々ときれいにしてみました。
- ご自分でランドスケーピングされたんですね!
- 奥様:キッチンも好きですね。憧れのガスレンジだったのでお料理も楽しくなりました。会社に近いのでたまに出来たてのお弁当を作って届けてもいますよ。
- 賃貸のときと何が違いますか。
- 奥様:好きなように色々したいと思えることでしょうか。主人が器用なので、何でも直しちゃうんです。電気関係から、ちょっとした配線まで。この間は電話線が繋がらなかったのを直しちゃいました。
- ご主人:電話線を家の地下まで辿って直していきましたよ(笑)。段々自分の家になっていく過程が楽しいのかもしれません。このタウンハウスは庭が特徴で、今年はきゅうりを植えてみたいですね。
【パーフェクトを期待するのではなく、パーフェクトにしていく過程を楽しみたいです。】
- それでは最後にこれから家を買おうとしている方に何かアドバイスをお願いします。
- 奥様:市場に合わせて、時間のやりくりが大変だったのでなるべくフットワークが軽いうちに動いた方がいいですね。それから何が一番重要かをいつもリストにして整理していました。パーフェクトな家は難しいので、プライオリティを大事にしたら、細かいことは気にならなくなりました。
- ご主人:パーフェクトな家はないというのはわかってきたので、パーフェクトにするにはどうしたらいいか、それで妥協できるか、出来ないかを決めていました。今ではパーフェクトにしていく過程を楽しんでいます。
- そういう考え方もありますね。一般的には何かトラブルがあると頭を抱えてしまいますが、それを楽しまれているだなんてとても素晴らしいです。
私も何かトラブルがあったら相談するかもしれません。そのときはよろしくお願いしますね(笑)。
「何となく完璧なものではないけれど、気に入ったら今は楽しい!」とおっしゃっていただいた奥様。1ベッドから3ベッドになって掃除が大変になったとのことですが、友人をお呼びすることが今、一番楽しいとのこと。ご主人もお庭の整備をお一人でされて、とても家を大事にしている感じが伝わってきました。
これからもオーナーズライフを楽しんで末永くお幸せに!
Fair Housing / Equal Opportunity Law
ご存知ですか?Fair Housing / Equal Opportunity Law
当社は囲い込み物件(ポケットリスティング)は取り扱っておりません。
アメリカでは人種や、その他個人的な背景(家族構成・移民・性別等)を理由に、住居の取引を拒否することを違法としています。すなわち、全ての方に購入や売却、居住の権利が与えられているシステムとなっています。
また、日本で多く見られる、囲い込み物件(ポケットリスティング)法律で厳しく取り締まられています。ワシントン州では全てのお客様へ平等に物件がご案内できるよう、共有データベース(Multiple Listing Service=MLS)が売買情報を管理。(一部賃貸は除く。)買主様・売主様の双方にとって、最大限の売却チャンスが得られるようにお手伝いしています。